★ 掲載しているお客様の情報は、すべてお客様の承諾を得られたものです。
Christopher.R(クリストファーアール)にご来店いだたいたお客様の事例紹介です。
これをお読みの方たちの中で、同じようなトラブルを抱えてる場合は参考になるかと思います。
今回は目白にお住まいの腰痛でお悩みの主婦の方です。
腰痛歴3年ということです。
腰に違和感を感じ始めたころから腰痛対策として、ヨガを始めたということです。
現在は週一度。
行ける時は二度。ヨガ教室通っているとのことです。
三年になるらしいのですが、良かったり悪かったり一進一退とのことで、Christopher.Rにご来店いだだくようになりました。
最近、主婦の方でヨガをやっている方も多いですね。
初回の施術での第一印象は…。
ヨガを3年やっている割には、アチコチ硬い…
★ こういう方も多いんです(汗)
さらにヨガ教室に行かない日は、
家でストレッチを熱心にやっているとのことでした。
アチャ~~!!!
現在、Christopher.Rでは
セルフケアとしてストレッチはお勧めしていません。
やるならば、テキトーにやって下さい。とお話ししています。
ただ、熱心な方は、早く良くなりたいという一心で、無理をされている方が多いようです。
ストレッチでの柔軟性はホンの一時的なものです。
場合によっては柔軟性を高めるどころか、逆に筋肉が硬くなる反応が出てしまいます。
筋力も衰えてしまうことさえあります。
★ただし、生まれつき柔軟がある人、単に運動不足などで硬くなっている場合はストレッチの効果が続いていく人もいます。
一般的には今の日本ではとにかく、
「ストレッチ」です。
しかし…、
トップアスリートの方は、現在はストレッチはほとんどしないと思います。
★ 信じ込んでいる方は別でしょうが…。
実はストレッチをしていると筋力も低下するので、ウォームアップとしては逆効果なんですね。
このお客様がご自宅でどのようにストレッチをやっていたかは、本当のところは分りませんが、ひょっとするとその弊害から筋肉が硬くなっているのかもしれません。
考えてみましょう~。
疲労して硬くなって縮こまっている筋肉。
これを無理やりに引き延ばそうとする行為(ストレッチ)が筋肉に与える影響…。
脳は瞬時に危険と察知して、筋肉に縮こまるように命令を発動します。
最初の内は、また元の状態にもどりますが、これを繰り返していくと徐々に筋肉は硬く変性してしまうのです。
筋肉だけではなく、関節まで硬くなるように身体が反応します。
これらは身を守るための「防御反応」なんです。筋肉や関節に罪はありません(笑)
★ 筋力が低下するのは違いますが…。
さらに…、
この方の施術を進めていくうちにもうひとつ気になる部分がありました。
背骨の動きが悪かったのです。
これも最近のお客様の特徴かもしれません。多いんですね。
厳密に言えば背骨の関節の動き…、それが悪いのです。
日常の身体の動き、そして呼吸にまで、関係している重要な部分です。
この背骨の関節の動きが十分でないと、背中の筋肉も硬くなり…、
その背中の筋肉の多くが腰から始まっていて、背中に広がっているのです。
腰痛と大いに関係があるのです。
筋肉が硬いから、背骨の動きが悪くなる場合もあるのですが、
関節に負担が掛かり、関節が固まると、その関節を守るために周辺筋肉(例えば背筋)が硬くなり、関節を守るような役割も担ってしまいます。
これもまた、「防御反応」といえるかと思います。
もちろん、個人個人色々な状況がありますので、この状態はホンの一つの事例にしかすぎません。
日常の生活から、ひと口に「腰痛」と言っても、お客様それぞれが微妙に違うものなんです。
ですから、初回の施術際は、若干長め(最低でも60分)施術を受けていただき、全身を施術して、お一人お一人のお疲れ状況を把握しようとしているのです。
このお客様の場合は背骨(の関節)の動きが悪いので、まずそこを回復させ、腰に掛かっている負担を減少させる…。
結果、最終的には腰痛の出にくい身体に変化させていく…。
そういう方針で現在も施術を続けております。
3回施術をしたところです。(2016年8月現在)
★ 一回40分。10日に一度の頻度です。
正直、まだ明確な結果は出ておりませんが…、
背骨の動きの悪さを指摘されたのは初めてということで、
「原因がハッキリしたので安心しました」
とおっしゃっていただいております。