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ハヤミズのサロン、Christopher.R(クリストファーアール)にご来店いだたいたお客様の事例を紹介していきます。
これをお読みの方たちの中で、同じようなトラブルを抱えてる場合は参考になるかと思います。
今回は下落合に住む、肩こりにお悩みのお客様の事例です。
女性のお客様なんですけど、強い施術が好きな方です。
もちろん、男性に多いのですが、女性でもたまに「強ければいくらでもイー!」なんて人もいます。
しかし、これは困りものなんですね。
過去、色々な治療院とかサロンに行かれて、その都度強い刺激をリクエストしてきたようです。
ですから、施術開始で、肩に触れたとたん…。
も~、ガチガチ状態(汗)
その時点で、この女性が今までどんな施術を受けてきたのか、走馬灯のように映像が広がります。
長いこと強い刺激を受けたことによって肩こりというより…、すでに肩の広範囲に渡って筋肉が硬く変性しているような感覚を得ました。
もちろん血流も悪くなっていると思います。
強い刺激は逆効果です。脳で感じる強くやられて心地良い…。とそれで筋肉が受けるダメージとはまったく別物だったりするのです。
この時脳では「脳内モルヒネ」とも呼ばれる快楽物質の「エンドルフィン」が出ている状態。
本人は心地よさを感じていると思いますが…。
刺激を受けている筋肉の繊維はかなり傷つけられていたと推測します。
人間の身体というのは強い刺激に対して、身を守ろうとする「防御反応」みたいなものがあちこちで働ぎます。
これを繰り返していると「強い刺激」に対しても傷つかないように「硬い筋肉」に修復されていきます。
これを元に戻すのはなかなか大変なんです。
できなくもないのですが、本人が強いのが好きなわけですから、受け入れ無い訳です。
非常に地味な施術が、何回も続くわけですから…。
納得しないものにお金を払う人も少ないでしょ…。
だから、いつまで経っても不快感が取れない肩や背中なんです (・・*)ゞ
靴ズレを繰り返すとぶつかっている部分の皮膚が硬くなるのと一緒ですよ!
ほぐれにくい身体になってしまいます。
しかし、実は…。
ハヤミズもそうなんです。
背中ガチガチです。
これはスクールの授業で多くの生徒さんの施術を受けてきたからなんです。
筋肉に傷をつけないような独特の圧の入れ方をするのですが、もちろんまったくの素人さんである入学当初の生徒さんたちは、場合によっては力技で圧を入れようとするんです。
ですから、ハヤミズの背中の筋肉はいつもガチガチ…。
もう一生、このままかもね。
皆さんはこうならないように注意しましょうね!
強い圧を入れたり、強く揉んだりしなくても、肩こりを解消できるセラピストさんを選びしましょう~。
そして、上記のようなアドバイスができるセラピストさんに担当してもらいましょう~。
お客様に言われるがままに施術する「力技のセラピストさん」も多いんです(汗)
で、セラピスト自身が指や手首が痛いと言ってたり…、
あっ、これは業界の問題ですね。
力技でなくても、深い圧(強い圧ではない)は入れられるんですよ。
要するに、施術テクニックのレベルの問題です。
「刺激」は「腕力」で入れるものではなく「技」で入れるもの…。